投資

20年6月19日:DayBack

投稿日:

S&P500は、中国が第1段階の貿易合意履行のため米国産農産物の購入を加速との報道を受けて上昇して始まったものの、Appleでいくつかの州の店舗を閉鎖(4州11店舗)するとの発表を受け、資本財を中心に下落。

出所:TradingViewより作成
ローソク足:S&P500 指数、オレンジ線:VIX指数

長期を中心に金利低下。Appleでいくつかの州の店舗を閉鎖(4州11店舗)するとの発表を受け、金利低下。カーブはブルフラット化。カリフォルニア州は1日の新規感染者数が最大となる4,317人と発表、コロナ第2波は引き続き注目される。もっと低下してもおかしくなかった。

出所:TradingViewより作成
オレンジ線:米国債5年利回り、ローソク足:米国債10年利回り、青線:米国債30年利回り

今日はボンストン連銀のローゼングレン総裁が、米国景気回復は弱いものになるとのコメント(広域圏商工会議所主催のオンラインイベント)。金融財政両面から追加支援が必要、失業率も年末まで10%を超えインフレ率もFRB目標の2%を大きく下回る水準と予想。グラリダ副議長は、FRBには追加対応の用意があると述べた一方、マイナス金利の導入に関しては否定した(FOXとのインタビュー)。

ドルインデックスは、4日連続上昇。米国でのコロナ懸念の再燃で、リスク回避的な動きから円が買われ、新興国通貨が下落。

原油は上昇しWTIは40$付近で終了。ベーカー・ヒューズが公表した国内石油・ガスの掘削リグ稼働数が減少した他、「OPECプラス」が5月から取り組む協調減産の順守率が87%だったと公表され、供給減見通しから価格は上昇。

出所:TradingViewより作成
ローソク足:WTI先物、青線:米ドル指数

まとめると、センチメントは引き続き悪く、主要因は米国でのコロナ第2波懸念。株下落・債券上昇(ブルフラット)・円高(新興国は対ドルで下落)と典型的なリスク警戒モード。他方、原油が供給減見通しから価格上昇も40ドル超えるところでは戻されており、昨日書いたレンジでの推移が継続。


FX・サラリーマン投資家ランキング

-投資
-, , , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

20年7月24日:米国株債券・為替・商品市場

昨日の値動きから今日の方向を考える材料を洗い出します。 Contents1 米株は経済指標の悪化・米中対立ネタに素直に反応し下落2 金利もネガティブヘッドラインに素直に反応し長期金利が低下3 為替はド …

20年8月4日:米国株債券・為替・商品市場

昨日の値動きから来週の方向を考える材料を洗い出します。 Contents1 米中対立何するものぞ、米株は上昇2 起債も旺盛で金利は上昇3 昨日はドル高4 原油上昇、金はドル高で頭打ち 米中対立何するも …

20年7月10日:DayBack

S&P500は前日比+1.1%上昇。第2弾の米中合意の可能性が低いとのトランプ米大統領発言や、テキサス州等でのコロナ感染拡大が市場の重石に引き続きなる中、ギリアド社の抗ウイルス剤「レムデシビル …

20年6月22日:DayBack

22日のS&P500は上昇したものの小幅上昇。寧ろ、Amazonやアドビのようなテック関連が上昇し、ナスダックは7営業日連続上昇。 出所:TradingViewより作成ローソク足:S& …

20年7月5日時点の外債・為替ビュー

来週一週間の大まかな為替・債券の方向性を考えます。 先週は以下3つの経済指標が良好な結果となったことが相場押上げ、S&P500は4%近くも上昇。・5月の中古住宅販売仮件数が市場予想を大幅に上回 …

東京ベースの投資家です。為替・債券・マクロ経済・少し学術的なことをメイントピックとしています。小学生の塾・学習情報や旅行・料理・レストラン情報といった趣味についても書いています。

学生時代は中学受験大手塾で塾講師をやっていました。また、戦略コンサル・投資銀行でのインターンや金融実務経験があります。

あくまでも趣味でやっています。皆さんの参考になればうれしいです。

東京の国立大、米国MBA卒