S&P500は前日比+0.8%上昇。テクノロジー株を中心に物色買いの展開となり、ナスダックは最高値を更新。英国が香港ドルペッグ制に打撃を与えることを望んでいるとの報道やフロリダ州でコロナ拡大の報道も材料視されず。
出所:TradingViewより作成

米国債10年入札は確りとした結果で、旺盛な投資家需要を確認できる内容で、金利は低下した局面もあったが、米株上昇を受け、債券は金利が下がると売られる展開となり、小動きに終始。カーブは小幅スティープ化。
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ドル円は、ボリンジャーバンドの下にタッチして戻されてから、再度タッチしたときに水準切り下げ。
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原油・金ともに上昇。原油は米国在庫が史上最高水準近くで、ガソリン需要の低迷が頭打ち要因となり、上がり切れず。金は、ドル安見合いでの買い需要やコロナ懸念を背景に引き続き選好されている模様。
出所:TradingViewより作成
まとめると、株高を横目に、債券も売られる地合いとなったが、10年債入札が強く債券市場は小動きに止まる。原油も上昇小幅・金が引き続き選好されているとところをみると、市場全体に警戒感は残っていると考える。その中でドル円はボリンジャーバンドの下に張り付く格好で水準切り下げも勢いに乏しい状況。

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