昨日の値動きから今日の方向を考える材料を洗い出します。
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米株は上昇後、経済対策への期待後退で戻す展開
S&P500は前日比+0.2%上昇(3営業日連続)。EU復興基金について合意がなされたことを受けて、欧米株が上昇。原油上昇を受けてエネルギーセクターの上昇が顕著。コカ・コーラやフィリップモリスの第2四半期業績も市場予想を超える水準で、相場を押し上げ。その後は、米共和党上院トップのマコネル院内総務の経済対策法案は2週間以内の議会通過は予想していないとの発言を受けて終盤に失速、終わってみれば小幅上昇に止まる。大手ハイテク企業の決算発表を控えITセクターに警戒売りも出た模様。
米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)が21日発表した第2四半期決算は、売上高と利益が市場予想を上回り、第3四半期の売上高見通しも予想を上回る。半導体需要は堅調の模様。
米TI、第2四半期業績と第3四半期売上高見通しが予想上回る 株価上昇 https://t.co/hoNqL28dTX #半導体需要 #米企業業績
— Tbridge (@Tbridge8) July 22, 2020
半導体需要は堅調な模様

金利は相変わらず小動き
米国金利は低下継続。引き続き狭いレンジ圏を推移。今日は20年債入札が行われるため、その前に超長期が弱含みやすいか。実際5年30年はややスティープ化。
ドル円はレンジ圏
ドル円は、EU復興基金についての合意を背景に、ドル売りの展開。引いたレジスタンス(107.4)・サポートライン(106.65)はいまだに有効。本日中国株が堅調なら、円はやや売られやすい地合いか。
復興基金成立でユーロ高
ユーロは復興基金成立(補助金3900億(当初は5000億)、融資3600億ユーロ)を受けて続伸。チャネルをブレイクし、2019年1月以来の1.15台へ。次は1.16を目指すと思うが、その前に小休憩するのではないかと考える。

ポンドはユーロにつられるもBrixitネタ待ちへ
ポンドドルもユーロにつられて上昇。こちらはBrixitの議論がこの2週間でどのように進むかが注目。チャートを見るとまだ上がりそうだが、控えているネタがネタなだけにヘッドライン待ち状態が継続か。
原油・金ともに上昇
原油は大幅上昇し、3月上旬以来の高値に。金も3営業日連続となる上昇で、新型コロナウイルスへの懸念が残る。
まとめ
復興基金成立を受けて、ユーロは素直に上昇しポンドもつられて上昇。ドルが相対的に売られる中で、ドル円は107を切り106.7台へ突入もサポートラインではね返ってきている。終盤にかけてS&P500が失速したように、市場は割高になりつつあるリスク性資産の値動きに慎重になっている可能性。債券・金は、コロナへの警戒感が残る中、値持ちがいい。月末リバランスで株売りが想定外に大きくなれば、米国10年債利回りは0.6%を切ってくる可能性も。

コロナに思う
この4連休に都民は東京に止まらなければならず。エンタメ系も舞台中心に延期。。。家でアマゾンプライムで映画見るぐらいしかないですかね。
コロナ感染の横浜流星主演ドラマ「私たちはどうかしている」撮影休止 (2020年7月22日) – エキサイトニュース https://t.co/7yZDF29Am3 via @ExciteJapan
— Tbridge (@Tbridge8) July 22, 2020
コロナでエンタメはまたブレーキ気味ですね#コロナ


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