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20年7月1日:DayBack

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米株は続伸し、S&P500は+0.5%上昇。6月のADP雇用統計は市場予想を下回ったものの雇用者数の増加を確認したこと、6月のISM製造業景況感指数が市場予想を上回り景気の分水嶺である50も超えたことから、買われる展開に。ファイザーのコロナワクチン結果のポジティブな報道も相場を後押し。VIXはとうとう30割れ。

ローソク足:S&P500指数、青線:VIX指数
出所:TradingViewより作成

国債利回りは小幅に上昇(10年金利は+2bps上昇し0.68%)。株式市場と同じく、良好な経済指標を受けて売りが優勢。FOMC議事録がYCC(イールドカーブコントロール)を導入することへの疑問が噴出していた点も売りを後押し。

青線:米国5年国債利回り、ローソク足:米国10年国債利回り、オレンジ線:米国30年国債利回り
出所:TradingViewより作成

ドル円は108円タッチ後は軟調な展開が継続。ただし、良好な経済指標がドルサポートとなったこと、雇用統計前に様子見姿勢となっていることから、値幅は限定的。

原油・金は小動き。

ニューヨーク市長が6日予定していた飲食店の店内飲食再開を見送ると記者会見で発表。全米及び日本でのコロナ感染者数は増えており、どこかで楽観シナリオに限界が来る可能性も。経済再開後に感染者数増加⇒雇用主の責任追及⇒訴訟増加⇒企業活動再度停滞へ、ということも考えれる。

中国ネタ:人民銀行は短期金融市場での金利上昇を容認し、中国国債の金利は上昇継続。易総裁は緩和政策からの「出口」戦略に言及。10年金利はまだ2.8%台だが、この様子では3%突入してもおかしくないと考える。

まとめると、良好な経済指標を受けて株高債券安。しかし、金利は上がったところでは買いが見られ、米ドル円相場も後半調整(アジア時間も行って来い)したことを見ると、市場は雇用統計待ちか。雇用統計が良ければドル高・金利ベアスティープで素直に反応すると考える。一方、中国の動きは気になり、今までは海外投資家を気にするような発言が多かったが、昨日のPBOC総裁の発言は金利上昇は容認、すると香港をめぐる対世界との軋轢を考えると、通貨についても米国を揺さぶるために元安調整入れてくるとも考えられる。気を付けたい。


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東京ベースの投資家です。為替・債券・マクロ経済・少し学術的なことをメイントピックとしています。小学生の塾・学習情報や旅行・料理・レストラン情報といった趣味についても書いています。

学生時代は中学受験大手塾で塾講師をやっていました。また、戦略コンサル・投資銀行でのインターンや金融実務経験があります。

あくまでも趣味でやっています。皆さんの参考になればうれしいです。

東京の国立大、米国MBA卒