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20年6月29日:DayBack

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5月の中古住宅販売仮件数が市場予想を大幅に上回り、ボーイングの737MAX飛行テスト開始を受けて株価は上昇し、S&P500は+2.4%。マイクロンも売り上げ見通しが市場予想を上回り株高顕著。

ローソク足:S&P500指数、青線:VIX指数、オレンジ線:ボーイング株価
出所:TradingViewより作成

米株は反発したが、コロナ感染状況や月末買いフローに加え、雇用統計を控えていることから、債券市場はやや慎重姿勢。10年金利は2bpsほど低下した一方、30年金利は行ってこいで横ばいで、ベアスティープ化。シルクドソレイユの破綻が報道されているが、今後も耐え切れない企業が多数出てくると思う一方、FRBによる社債買い取りにより投資適格級クレジット市場はサポートされている状況。

青線:米国5年国債利回り、ローソク足:米国10年国債利回り、オレンジ線:米国30年国債利回り
出所:TradingViewより作成

ドル円は、株高を素直に受け取りドル高継続。先週後半では質への逃避でのドル買い、今日は株高などをうけ米資産が買われたことでドル高と、リスク回避⇒円高にはなりづらい状況。チャートを見ると、水準切り上がり余地は残っているようにもみえるが。。。コロナ拡大⇒米経済停滞継続懸念は引き続きくすぶっており、大きなポジションは取りづらいのではないか。

ローソク足:ドル円
出所:TradingViewより作成

住宅指数の上振れ、株高を受けて、WTI原油先物は上昇、金は横ばい推移。

ローソク足:WTI原油先物、青色:金価格

FRBは、29日にPMCCF(プライマリーMarket・コーポレートクレジットファシリティ)を通じて社債の買い入れを発表。

FRBパウエル議長は、新型コロナ抑制の重要性を強調、WHOテドロス事務局長は最悪期はこれからと述べ、慎重姿勢を示す。

まとめると、住宅市場関連の指標の良さや一部企業見通しが良好となり株高となるも、月末フローなどで債券は堅調推移。市場によってコロナへの懸念が異なるちぐはぐな展開。金市場や米ドル(テクニカルもサポート)をみているとコロナへの警戒感は引き続き強いと感じる一方、過剰流動性の向かう先ははやり米ドル建ての株やクレジット。香港法案可決報道が出ており、米国のカウンターによってはリスク回避的な動きが強まる展開に注意。


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東京ベースの投資家です。為替・債券・マクロ経済・少し学術的なことをメイントピックとしています。小学生の塾・学習情報や旅行・料理・レストラン情報といった趣味についても書いています。

学生時代は中学受験大手塾で塾講師をやっていました。また、戦略コンサル・投資銀行でのインターンや金融実務経験があります。

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東京の国立大、米国MBA卒