
JR武蔵五日市駅からタクシーで5分。古民家系大きな家が秋川沿いにあります。ちなみに東京都です。
立派な門構え
大きな水車が迎えてくれます。そして、門をくぐると階段になっており、お店に入ります。入口で名前を言うと予約した個室に通されます。ここのお店は個室がメインとなっています。事前予約することをお勧めします。
歴史情緒溢れる立地
ここは、昔は甲斐の国と江戸をつなぐ狼煙台があった所で、物流の要所。五日市から浅間尾根を通って甲斐国に抜ける道は甲州中道と呼ばれ、甲州道中の裏街道として盛んに利用されたそうです。本宿の橘橋には番所が置かれ、甲州中道を通る者を監視したという歴史ある場所です。そんな歴史をイメージさせるが、建物自体は大正から存在するらしい。

贅沢な空間で静かに食事
部屋は以下のようになっています。私は虫が苦手なので部屋で食べましたが、焼き物以外ならテラスで食べても大丈夫です。虫よけスプレー必須です。
テラスからの眺めはこんな感じ。自然一杯で癒されます。部屋も非常に静か。
料理は地元の幸をたくさん使った豪華コース
お名前.com
①先付は、勾玉豆腐です。カシューナッツの風味とクリーミーでマイルドな甘さを楽しめます。お土産としても売っています。
②前菜は、竹籠で運ばれてきます。「旬菜籠盛り」で、こごみ胡麻和え青葉おひたし、杏みつ煮、笹巻麩、蓮根、空豆、タケノコ、フキ田舎煮です。地元でとれた山菜を使っているとのことで、色鮮彩かな食材は見た目も豪華です。
③椀物は、澄まし汁です。あっさりしてますが、キノコなど山菜の味がしっかりします。
④向付は、川魚さしみ盛り合わせです。マス等川魚・こんにゃく(右側)どれも美味しい。色々な味が楽しめます。この時点で結構満足。
⑤焼き物は、秋川牛と山女(ヤマメ)、野菜盛り合わせです。魚は串刺しで写真のように焼きますが、結構時間がかかりますw。お肉は新鮮なので、ミディアムレアのややレアよりに仕上げて頂きます。
⑥温物は、茶わん蒸し。
⑦揚げ物は、ジャガイモの大葉巻、れんこん青海苔揚げを茶塩で頂きます。私は茶塩の良さをここで学びました。
⑧箸休めは、こんにゃく、ミョウガなどを酢味噌で。
⑨食事は、ごぼうご飯かヨモギうどんを選べますが、私はヨモギうどんを選びました。竹筒に入ってくるなんてオシャレな出し方するなと思いました。
⑩デザートにマンゴ、レモンゼリー、アイスなどと、おやき(お土産に買える)を食べてコース終了です。

部屋で寛いだ後は川辺を散策
秋川を眺めながら、敷地内を散歩すると非常に気持ちいいです。竹林と秋川の音とマイナスイオンでしっかり癒される素晴らしい場所です。また、車で来るなら近くに温泉(つるつる湯や瀬音の湯)もありますよ。
つるつるの湯は、荻窪の「なごみの湯」がタンクローリーで運搬しており、現地で入ると感慨深いですね。是非、黒茶屋行ってみて下さい。


全般ランキング

にほんブログ村